Cage 登場人物紹介


ユリシカ
名前 ユリシカ
年齢 19
身・体 159cm、55kg
紹介 集落で生活する少女。
両親とは既に死別している。いつも母の遺品のヘアピンをつけている。父譲りの手先の器用さのおかげで機械の修理の腕は集落でも一二を争う。
他者とのつきあいには情をはさまず、己の利害の有無を第一に優先する。それは、 アスールを助けた後にその機械の修理の腕に感心し、修理をさせて治療費や生活費を稼いだ事からも明らかだ。
ほかの住人同様《CAGE》への移住にあこがれてその日暮らしをしていたが、その現実をつきつけられることになった。
作者 甘い夢を見て、その甘い夢の真実を知らされた時のショック。知らぬ方が良かったと後悔。

アスール
名前 アスール(本名ではない)
年齢
身・体 175cm、65kg
紹介 元は《CAGE》の住人。
《CAGE》の秘密に触れたために『処分』されたが、棄てられた処分場でユリシカに拾われた。自白剤と拷問の後遺症で口が利けないため、筆談で会話している。
機械いじりが趣味。《CAGE》の処分品である機械類を自力で修理する腕前を持つ。
《CAGE》の住人であっただけにプライドが高く選民思想があるため、地上で暮らす者たちを見下しており、命の恩人であるユリシカにも警戒心を解かなかった。
作者 在る事からの逃避。「自分ではどうしようもない、もう関係ない」という開き直り。

マクベス
名前 マクベス
年齢
身・体 180cm、70kg
紹介 アスールの古い知り合いで、元《CAGE》の住人。この地上で贅沢な生活を営み、《CAGE》の秘密を正確に知る唯一の人物。
商魂たくましく、追放された後もひそかに工場を建て金を儲け、一方では《CAGE》に薬の実験台として地上の住人を輸送している。
アスールを匿ったのは己の監視下に置く為と昔のよしみから。アスールが独居生活を始めてから援助を続けたのもそのため。
作者 商売人としての顔と、昔馴染みとしての顔、《CAGE》の管理塔とつながる者としての顔。

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