登場人物紹介


名前 ヨランダ
年齢 23
身・体 167cm、49kg(自己申告)
紹介 新米トレジャーハンター。
好奇心が強くて気の強い、祖母譲りの性格だが、一人になることは苦手という寂しがりな一面もある。人の心の機微に敏感で、よく他者の気持ちを推し量る。
射撃は得意だが戦闘はアーネストに任せきりなので、腕前を披露する機会は少なめ。
肉親亡き後、アーネストとコンビを組んで気ままに旅しているが、彼に対しては特別な感情を抱いている。
作者 結構強引なキャラになっています。いつのまにか、彼女に引っ張りまわされる人物が登場する羽目に。

名前 アーネスト
年齢 26
身・体 180cm、80kg
紹介 ベテランのトレジャーハンター。
腕力と体力に自信がある反面、手先はあまり器用ではない。戦闘経験は豊富で、格闘技が得意。
下町育ちゆえか言動は荒っぽいが、根は優しい。女子供に対して甘い所があり、そこをヨランダにつけこまれてよく彼女に振り回されるが、振り回されるという自覚はない。
ヨランダの事は大事な相棒だと思っているが、恋愛感情はない。
作者 ヨランダの保護者的な立場なので彼女に頼られている事が伝わるような描写にしたつもりです。

名前 《青き狐》
年齢 不明(外見は25歳くらい)
身・体 175cm、?kg
紹介 『トレジャーハンター殺し』として悪名高いベテランのトレジャーハンター。本名、出身地など一切不明。
狡猾で、人を殺しても動じない冷酷さと、些細な事でも傷つきやすい繊細さをあわせ持つ。
実は100年戦争時代の人間で、戦闘兵器として肉体を改造されているため、体の秘密を知られることを恐れている。
通り名は『青い服を着た、狐のような性格の男』と噂されていたのが略された事が由来。
作者 最初は純粋な悪役でしたが、話の後半から、過去が明かされるにつれ『わけあり型』の悪役になっていました。

名前 エミリア
年齢 20
身・体 166cm、47kg
紹介 裏路地に住む盲目の女性で、《青き狐》が唯一心を開いている人物であり同時に精神的な支えでもある。強盗から助けられたのがきっかけで、彼と知り合いになる。
心優しい性格で礼儀正しく、客人をもてなすことが好き。目が見えない分、気配で人を識別したり、相手の隠れた一面を感じ取ることが出来る。
世界をこの目で見ることを夢見ていたが、現在は目を治療して彼と旅をし、自分の目で世界を見ている。
作者 下書き段階では彼女はいませんが、書き直しを始めた頃に思いつきました。話に少し幅を持たせられたと思います。

名前 W23H60−BS(製造番号)
年齢 不明
身・体 180cm、90kg
紹介 機械生物研究所のアシスタントであり、《青き狐》の過去を知るただ一人の人物(?)
研究員の助手としての役割上、機械を扱うことが得意。
人工脳を供えているため、ある程度は自分で考えることが出来るが、プログラムされた事から外れた行動をほとんど取れない。似たような境遇にありながら自由に行動できる《青き狐》に対し、嫉妬に近い感情を抱き続け、製造した肉体を奪うことで自由を得ようとした。
作者 終盤に出てくるだけですが、結構重要な役割を持っていたりします。

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